転職時の面接対策 〜外資系サラリーマンが考える新卒時とは異なる3つのポイント〜

 

こんにちは!

 

今回は、転職活動では避けては通れない、面接対策についてお話します!

面接対策といっても具体的なスクリプト内容というわけではなく、

どのような観点で対策を行うとよいのか、についてお話したいと思います

 

また、その中でも特に、新卒時の面接との違いにフォーカスしてお話します

これから転職を考えている方にとって参考になれば幸いです

 

 

目次

 

 

 

新卒と中途で求められることの違いとは?

早速ですが、新卒時との違いについてです

主な違いは下記3つだと考えています

 

  • 志望動機がそこまで重要ではない
  • 求められるロールに対してどれだけスキルを持っているのかが重要になる
  • 入社後にどれだけ活躍できるのかを説明する必要がある

 

他にもあるかと思いますが、上記3つが特に重要だと考えています

それぞれ説明していきます

 

志望動機がそこまで重要ではない

これは少し意外かもしれません

新卒面接では、よく周りから志望動機が超重要とか、

志望動機を固めるために受ける会社のことを調べ尽くせ

とか言われることもあるかと思いますが、

中途の面接では正直そこまで重要ではありません

 

むしろ、他社からのオファーを理由に給与交渉を行うくらいです

 

なぜこのような差が発生するかというと、

新卒と中途では募集期間における制約が異なるから、だと考えています

 

どういうことかというと、

一般的には、新卒の場合、各社が一斉に面接を行います

そのため、辞退者が発生した場合に改めて募集を行い人材を補填することが困難です

 

一方で、中途の場合、応募開始のタイミングも募集期間も面接も全てバラバラです

仮に内定者が辞退したとしても、

引き続き募集を続ければいいですし、

 

応募者の面接段階もバラバラのため、

まだ1時面接や2時面接など、最終面接を控えていない応募やで

補填しにいくこともできます

 

一方で、新卒の場合、

よーいドンで面接が開始されるため、

面接の進捗度合いにそこまで差がでませんし、

 

辞退者が多く出たからといって、

改めて募集を開始するといったことはできません

 

そのため、新卒面接の方が、本当に自社にくるのか?を見極める必要があり、

結果として志望動機が重要になるのではないかと考えています

(企業によって異なる部分はあると思いますが)

 

そのため、中途ではどれだけ確実に自社にくるのか?ではなく、

どれだけ能力があり、自社で活躍してくれるのか?に重きが置かれる傾向にあります

 

また、中途の場合、志望動機の重要度が下がる一方で、

自身のキャリアにおける一貫性に対する重要度が非常に高くなります

 

これまで学生時代に行ってきたこと、1社目を選んだ理由、

転職をしてきたならば、その転職先を選んできた理由、

そして今回どういう理由や背景で転職活動を行なっているのか等、

その背景や理由に一貫性を持たせる必要があります

 

なぜなら、一貫性がないと話の内容から説得力が欠け、

採用担当者の心に響かないですし、

転職理由が今の環境から逃げたい、といったマイナス理由だと思われてしまうと、

採用するに足る魅力的な人材だとは思われないためです

 

そのため、志望動機にこだわるというよりは、

これまでのキャリアと今回の転職背景に一貫性を持たせられるように準備しましょう

 

求められるロールに対してどれだけスキルを持っているのか

次は、スキル面です

新卒の場合、基本的に即戦力を求めておらず、

これから育成することを前提に志望者を見ています

 

一方で中途の場合、基本的には即戦力が求められているため、

入社してからどれだけ早く活躍してくれるか?に注目されます

 

よって、求められるロールに対して、類似する実務経験があるのか、

またどれだけ知識があるのか、

営業ならばお客さんとのパスがどれだけあるのか等が重要になります

 

そのため、面接の前に業務内容や求められるスキル・経験をよく読んでおき、

自分のスキルと求められるスキルをリンクできるように準備しておきましょう

 

入社後にどれだけ活躍できるのかを説明する

最後です

 

これまでお話した観点と被る部分もありますが、

個人的にはこれが一番重要だと考えています

 

中途面接でが、採用したら入社後に活躍してくれそうだと、

採用担当者にイメージでしてもらう必要があります

 

そのためには、先程の自身のロールに求められるスキルや知識を身につけていることをアピールする必要がありますし、

 

それだけではなく、これまでの経験をどのように業務に生かせるのか?

今働いている人とは異なる、新しい観点で仕事を進めることで、

周りのメンバーにいかに刺激を与えることができるのか?

等を訴求する必要があります

 

そのため、自分が行う業務内容をより深く理解しておく必要がありますし、

そこに対してどんなアプローチでどのように活躍できるのか、

当日スラスラと話せるように事前に考えておきましょう

 

一方、いい面だけをいうのではなく、

自分の悪い面も合わせて触れておく必要もあります

 

例えば、現状足りていないスキルがある場合、

入社後にどのようなステップ、マイルストーンでキャッチアップするのか、

そのプランニングまで話せるようにすることで、

 

俯瞰的に自己分析できていることを訴求できますし、

悪い側面をポジティブに伝えることができます

 

人は良い面だけを言われると、その人の言葉に対して懐疑的になる傾向にありますが、

悪い面も合わせて言われると懐疑的な感情が和らぎ、むしろ信用度がグッと上がる傾向にあります

 

新卒面接でも長所と短所を聞かれるかと思いますが、

背景としては同じなのかと思います

 

面接対策の準備を行う際は、いい面だけでなく、

悪い面もポジティブに話せるように準備しておきましょう

 

おわりに

今回は、転職時の面接対策を行う際のポイントについて、

新卒面接との差異にフォーカスしてお話しました

 

それ以外にも転職対策を行う際のポイントはあるため、

今後は転職対策シリーズとして、いろいろな観点でお話していければと思います

 

面接はこれをやれば必ず受ける、といったことはありませんが、

合格の確率を高めることはできると思います

 

事前の準備が特に重要になるため、

入念に準備を行い、転職を勝ち取れるようにしましょう!

 

本記事の内容がこれから転職を考える方の参考になれば幸いです

何か不明点や知りたいことがあれば気軽にコメントいただければと思います

 

ではでは!